PR

フリーターがFIREを考えても意味はあるのか

フリーター/仕事
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

今流行りのFIREってなんなん?とフリーター管理人の私の目線でさらっとまとめておきました。
目指すことは勿論いいことですし、やることも言いことだと思いますが現実的に非常に難しいと感じます。
あくまでFIREを考えている人がいるならば目安程度にみてくださいね。FIREではないですが私も少額積立を行っている記事も書いているのでそちらも参考にしてください。

スポンサーリンク

FIREって?

FIRE とは「Financial Independence Retire Early」と言うものの略称となってます。意味としてはこんな感じです。

Financial=財政
Independence=独立
Retire=退職
Early=早期

ざっくり言うと「経済的自立、早期退職」と思っておいていいです。
・経済的自立とはこのFIREに関して言えば「若いうちに資産(積立)を貯め、投資運用を行いその運用益で生活する」という事です。
※目標額をしっかり決めて若いうちから積立、運用をし続けることです。
・早期引退(退職)はそのままの意味です。

「労働収入がなくても投資等の収入があるのでその収入で暮らしていくので仕事は辞めちゃいますという雰囲気です」
生活費を運用益だけでは賄えない場合も副業と並行で行うサイドFIREあったりします。私のお勧めはサラリーマンとして働きつつFIREのような事も考えておくのが一番です。

そんなのがあるならみんなやればいいと思うけど甘くないのがFIRE

それなら今すぐやればいいじゃんと思ってしまうけど現実はあまくないんですよね!!
社会人ですら難しいと私は思ってます。
※ちなみに税金等は考慮してないのであしからず。
この記事の最後にも書いてますが金融庁の資産運用シュミレーションというものがありますのでそちらを活用していくのもいいと思います。

まずFIREに必要な考えの基礎となるのは「生活水準」です。

現在の生活水準によってFIREの運用額がどれだけ必要か変わってくるという事です。例えば月の生活費が20万円、40万円と人や生活場所によって違うという事になりますのでその辺も考慮しなければいけません。
例えば年間300万円あれば生活できると仮定するなら以下の図(色つき)の場所になります。個人的見解になりますが利率は4%以下がいいと思います。
※あくまで低い利率で考えておりますので目安程度に見てください。

運用額/年利率1%2%3%4%5%6%7%
1000万10万20万30万40万50万60万70万
5000万50万100万150万200万250万300万350万
1億100万200万300万400万500万600万700万
1.5億150万300万450万600万750万900万1050万
2億200万400万600万800万1000万1200万1400万
※預金金利の利率は大体0.001%~

ざっくりとなりますが1億と1.5億の運用額が必要となりますので普通の社会人では到底貯めることは難しいと思います。特に私のようなフリーターなら余計無理ですね。
仮にこの運用額を貯めるとなると月いくらくらいになるかも想定した図となっていて複利の考えはしてませんが参考にしてください。

積立/年数1年間5年間10年間20年間30年間40年間
月/1万12万60万120万240万360万480万
月/3万36万180万360万720万1080万1440万
月/5万60万300万600万1200万1800万2400万
月/7万84万420万840万1680万2520万3360万
月/10万120万600万1200万2400万3600万4800万
月/20万240万1200万2400万3600万4800万6000万
※投資しつつの場合複利も計算すべきですが今回はしてません。

あくまで投資しつつ複利で増えていくという事は考えずにシンプルに運用額を貯めようと思うと結構な積み立てを行う必要があることが分かると思います。40年間まで積み立てたらアーリーリタイヤではないと思うんです。
22歳から早くて40歳までと仮定するなら約18年間(四捨五入で20年)ですので上の図を参考にするなら最高で月20万の積み立てで3600万という事となりますので想定額の1億、1.5億はに届かずFIREは非常に難しいという事が理解できたかと思います!!

ちなみに複利で資産が伸びていくというのを簡単に分かりやすくしておきましたので参考に見てください。
月10万円(年120万)を20年で5%運用した場合(手数料、税金考慮無し)3,032,340円になりますので約2.5倍です。先のほどただの積み立てでは2400万円でしたのでかなりの差が出てきます。FIREを考えるならばこちらもしっかり考えていきましょう!

年数月10万と仮定5%年数月5万仮定5%
1年間1,200,00060,0001年間600,00030,000
2年間1,260,00063,0002年間630,00031,500
3年間1,323,00066,1503年間661,50033,075
4年間1,389,15069,4584年間694,57534,729
5年間1,458,60872,9305年間729,30436,465
6年間1,531,53876,5776年間765,76938,288
7年間1,608,11580,4067年間804,05740,203
8年間1,688,52184,4268年間844,26042,213
9年間1,772,94788,6479年間886,47344,324
10年間1,861,59493,08010年間930,79746,540
11年間1,954,67497,73411年間977,33748,867
12年間2,052,407102,62012年間1,026,20451,310
13年間2,155,028107,75113年間1,077,51453,876
14年間2,262,779113,13914年間1,131,38956,569
15年間2,375,918118,79615年間1,187,95959,398
16年間2,494,714124,73616年間1,247,35762,368
17年間2,619,450130,97217年間1,309,72565,486
18年間2,750,422137,52118年間1,375,21168,761
19年間2,887,943144,39719年間1,443,97272,199
20年間3,032,340151,61720年間1,516,17075,809

こんな図ではなくもっと簡単に分かるものもありますのでこちらを是非活用してください。
金融庁のHPに資産運用シミュレーションと言うものがありますので参考にしてください!

FIRE狙いつつ仕事も堅実というのが一番

FIREも投資運用と言う観点で考えれば確実性は全くありませんのでやはり働きながらそういった事も考えることが一番なのかなぁと思います。

普通の会社員で給料のほとんどを積み立てることができるなら相当すごいですが今回は5万円の積み立てを軸にFIREを考えていくと仮定してます。
月5万円ではFIREと言うのは現実的ではないと先ほどの図を見て分かると思います。なのでこれを考慮して22歳から40年間積み立て、運用してミニFIRE(仮)としておきますが。
40年で2400万、利率を4%としたときに年間96000円となることが分かりますので現実的な数値ではないかなと思います。
96000円を貰いつつ元本(2400万)維持できてればいいですが甘くはありませんのでここで取れる安全策はやはり国民年金、厚生年金をしっかり払ってる方です。最低額で月14~15万円くらい(厚生年金40年なら)もらえますのでそちらをしっかり払った方が確実性が個人的には今の時点ではあります。

現時点でも雇用年数が年々上がり70歳定年が普通になったりする世の中に変わっていくと思っているのでFIREだけと言うのは一部の高所得者がするべきものなのかな~と思いますので普通の人は副業orきちんと働いてFIREを視野に入れて両立することが一番です。

私(フリーター)がFIRE目指すならばこれくらい

一応私の理想論の例も書いておきました

・FIREでの想定年収を月15万円(年180万円)
・利率は4%
以上の点からFIREに必要な資金は約4500万円で現在30歳間際なので30歳から60歳までの30年間で積立が年間150万(12.5万)必要です。

ま、間に合わないww

なので年収想定も90万円くらいで今は考えておき、2250万円で75万円で月62,500円です。今の私でも現実的ではないですがざっとこういう事は考えておかないといけないかなと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました