PR

源泉徴収票の見方、計算をざっと見!

フリーター/仕事
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

フリーターになる方、アルバイトになると必ず年度末頃にもらう源泉徴収票ですが見方がさっぱりわからないという方のために簡単な例を使って説明しております。
国民健康保険や住民税額も大まかに出しているので参考にしてくださいね。
あくまでフリーターで一人身の話となります。

スポンサーリンク

源泉徴収票とは?

wikiを参照しましたが「源泉徴収票とは、法定調書の一つであり、日本において、給与・退職手当・公的年金等の支払をする者が、その支払額及び源泉徴収した所得税額を証明する書面」とのことです。

もっと簡単に言えば「1年間の給料をこれだけ貰って、控除はこれで、これだけ税金納めましたよ」と分かりやすいものなんです。年末調整後に出されるものです。
あまり皆さん深くは見ないものだと思いますがフリーターにとっては年収によって次年度の国民健康保険の額や国民年金、住民税に関わる部分なので早めに大雑把な支払額を計算することに役立ちます。

実際の金額と画像で説明

実際の金額なのでイメージつきやすいと思います。

今回は私の実際のやつなのでフリーターならこんな感じですと言うものになってます。私自身間違っていることもあるので常に最新の情報を確認するには国税庁等のサイトをしっかり見ることを勧めます。

以下の源泉徴収票の画像を見れば即時に判断できるかな?と思いますので参考程度にお使いください。

以下の説明からは少し表を使ったものになりますので各々確認。
今回使った給与所得控除は55万円ですが年収によって違います。ので以下参考に。

給与等の収入金額
(給与所得の源泉徴収票の支払金額)
給与所得控除額
1,625,000円まで550,000円
1,625,001円から1,800,000円まで収入金額×40%-100,000円
1,800,001円から3,600,000円まで収入金額×30%+80,000円
3,600,001円から6,600,000円まで収入金額×20%+440,000円
6,600,001円から8,500,000円まで収入金額×10%+1,100,000円
8,500,001円以上1,950,000円(上限)

所得控除にもさまざまなものがありますが今回は基礎控除(48万円)と社会保険料(国民健康保険)のみです。社会保険料に関しては(健康保険料、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料、国民年金保険料、国民年金基金の掛金、厚生年金保険料など)
基礎控除も以下の通りで変わってきます。

納税者本人の合計所得金額控除額
2,400万円以下48万円
2,400万円超2,450万円以下32万円
2,450万円超2,500万円以下16万円
2,500万円超0円

所得控除の種類は次のとおりです。(より詳しく見たい方は「所得控除のあらましへ」参考に)
雑損控除、医療費控除、社会保険料控除、 小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除、 地震保険料控除、寄附金控除、障害者控除、寡婦控除、ひとり親控除、勤労学生控除、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除、基礎控除
※日本国内に住所などがない、いわゆる非居住者の場合の所得控除は、雑損控除、寄附金控除、基礎控除の三つです。

所得税額を出すときに使う表もありまして私の場合5%が該当します、さらに特別復興所得税は2.1%となってます。

課税される所得金額税率控除額
194万9千円まで5%0円
195万円〜329万9千円まで10%9万7,500円
330万円〜694万9千円まで20%42万7,500円
695万円〜899万9千円まで23%63万6,000円
900万円〜1,799万9千円まで33%153万6,000円
1,800万円〜3,999万9千円まで40%279万6,000円
4,000万円以上45%479万6,000円

引用元
国税局のサイトにて「徴収票」見れます
国税庁のサイトにて「給与所得控除」見れます
国税庁のサイトにて「所得控除のあらまし」見れます
国税庁のサイトにて「所得税の税率」見れます

フリーランス等の人のために以下のように給与所得者の源泉徴収票を計算してくれるものもありますのでサイトを検索してみてはいかがでしょう。

以上が源泉徴収票で分かることになります。

この年収から6月頃に請求が来る住民税や国民健康保険等の目安の計算も勿論できますのでぜひ活用して頂きたいです。どういった税金があるのか、計算を知っていた方が何かと便利になることがあると思うので知らないより知っておこうというスタンスでいましょう!!


※国民健康保険は上の数字でいう給与所得控除後の金額(844,125円)からの計算されます。あくまで大まかな計算です。
私は札幌なので給与所得控除後が65万以下ならば58,110円ほど、85万円ならば100,990円ほどです。
詳しくは札幌市の「国民健康保険早見表」にて確認しましょう


※住民税は所得税の時に使った基礎控除額が変わり(43万円)円になりますので住民税の課税所得は400,505円となります。
住民税は10%(区市町村:6% 道市民税・都民税:4%)で均等割りが5000円です。
あくまで大まかではありますが400,505円×10%=40050.5円 (端数は切る)
40050.5円+5000円=45050円となります。

あくまでおおまかではありますが6月に払う前に計算しておけばしっかり対策を練れるので前年稼いだ方はしっかり払えるようにしておきましょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました